大阪市西区の貸事務所の特徴

大阪市西区は、市内でも有数のビジネス街となっている地域です。
地下鉄四つ橋線の肥後橋・土佐堀駅があり、この一帯には2021年現在で約1,400件もの企業が存在します。
貸事務所も多く存在しますが、主に月極から年単位の契約で借りることが可能です。
大阪市西区にある貸事務所の特徴は大きく分けて2種類に分類されており、もっとも多いのがビル内のテナントという形式です。
ワンフロア全体を事務所にすることができ、その広さは50平方メートルから100平方メートルが平均的なスペースとなります。
2つ目は独立した建物の貸事務所で、淀屋橋近隣に多く見られるスタイルです。
こちらの場合は1階フロアだけでなく2階・3階と使用できるスペースが広いため、事業ごとの空間を確保することができます。
料金形態は月極ではなく年単位の契約をおこなうことが多く、登記登録をして業務を進められるというのが特徴の貸事務所になっています。

大阪市西区の貸事務所ごとの相場

大阪市内には数多くの貸事務所があり、2021年6月時点で賃貸料金相場は100平方メートルの空間で約50万円となっています。
大阪市西区に限定してみると、ビルのテナントというスタイルで入居している賃貸事務所であれば、約50平方メートル程度の空間が平均的なスペースです。
賃貸価格の相場はこの場合だと1ヶ月あたり約40万円となり、市内の相場よりも若干お安くなっています。
独立した建物の貸事務所だと延べ床面積が200平米以上となり、相場は約50万円です。
なお、独立タイプだと月極よりも年単位の契約を取り交わすことが多く、1年の契約で約400万円が大阪市西区の相場になります。
2000年以降は常設ではなく、期間限定の開設に備えたレンタルオフィスという貸事務所が大阪市西区一帯に点在しています。
この場合の賃料は1日単位で計算され、約2万円～5万円以内で指定したフロアを借りて業務を展開することが可能です。

まとめ

大阪市西区一帯は、市内でも有数のビジネス街です。
数多くの貸事務所が点在しているため、賃料の相場が市内の平均価格より約20パーセント程度お安く設定されています。
ビルに入居するテナント形式と独立した建物の2種類に貸事務所は分類されますが、独立したものであれば年単位の契約が主流です。
昨今では短期間だけの事務所開設に適したレンタルオフィスというものもあり、こちらでは1日単位で借りることも可能になっています。